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日本ケベック学会(日本でのケベック・フランコフォニー等に関する学術研究・芸術文化交流を振興・推進する学会)の公式ブログ

AJEQ会員の活動報告とお薦め情報:その1

AJEQ会員の活動報告とお薦め情報:その1 (8/5)

小倉和子(立教大学):
日本カナダ文学会が30周年を迎え、その記念大会が開催されました。
記念シンポジウム1では、フランス語圏カナダ文学がとりあげられ、ケベック学会の
会員も参加して、アカディ、ケベックの「郷土小説」、生粋のケベコワ詩人、移民作
家などの作品を「移動と記憶」という視角から展望しました。
以下がプログラムの抜粋です。
「日本カナダ文学会30周年記念研究大会」
日時:2012年7月29日(日)10:00~17:30
場所:明治大学 駿河台キャンパス1093教室
30周年記念シンポジウム1
<移動と記憶:展望フランス語圏カナダ文学>
 司会 小倉和子(立教大学教授)
・『荷車のペラジー』における記憶と想像力 大矢タカヤス(東京学芸大学名誉教授)
・ケベック「郷土小説」にみる移動と記憶 小畑精和(明治大学教授)
・ジャック・ブローにおける内的流浪と記憶 真田桂子(阪南大学教授)
・ダニー・ラフェリエールにおける漂流と記憶 小倉和子(立教大学教授)
なお、大会全体のブログラムは以下を参照ください。
http://www.canadianlit.jp/events
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伊達聖伸(上智大学):
2010年度から2011年度まで2年間、旭硝子財団より助成金をいただいて、ケベックの「倫理・宗教文化教育」について研究してきました。研究題目は、「現代ケベックの「インターカルチュラリズム」と「ライシテ」に見る新たな共生の理念-「倫理・宗教文化教育」の挑戦」というものでした。
その助成研究発表会が去る8月1日、東京のホテルグランドヒル市ヶ谷でありましたので、ご報告いたします。
(以下の「発表会スケジュール」5ページ目にある「人文・社会科学12件」の中の80番をご覧ください)
http://www.af-info.or.jp/blog/r-info/data/2012presentation.pdf
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安田 敬(Dance Cafe):
ケベック州出身のクロード・ガニオン監督のカナダ・日本の合同作品「カラカラ」が第32回モントリオール国際映画祭にコンペテション出品が決定されました。
本作品は沖縄を舞台にした映画。カナダの青年(ガブリエル・アルカン)が沖縄を訪れ、現在の沖縄の人々と交流しその心情に触れるロード・ムービー。日本側の出演者は工藤夕貴。日本では来年の1月に公開予定。
クロード・ガニオン氏について:
『Keiko』(79)でデビューを飾って以来、カナダと日本を舞台に意欲作を発表し続けるクロード・ガニオン監督は、モントリオール世界映画祭において『ケニー』(87)がグランプリ、『KAMATAKI-窯焚-』(05)が監督賞を受賞。
以下のサイトも参照:
http://cinetri.jp/news/karakara_montreal/
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