日本ケベック学会(日本でのケベック・フランコフォニー等に関する学術研究・芸術文化交流を振興・推進する学会)の公式ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

会員の活動報告とお薦め情報

会員の活動報告とお薦め情報(5/31)

伊達聖伸(上智大学):
 AJEQが後援した「CANADIAN LECTURES SERIES」(於上智大学)の2つの講演会の簡単な報告です。それぞれの講演会の写真(2枚ずつ)は、以下の資料集ブログにアップされていますのでご覧ください。
http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2013-05-31
1)5月27日(月)には、ジョスラン・レトゥルノー教授講演会「今日のケベックにはいかなる歴史が必要か」が行なわれました。天野会員、竹中会員、佐々木菜緒会員、その他AJEQ関係者が参加してくださいました。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/event/2013/5/event_952/node_24984?kind=0&id=24077
2)5月28日(火)には、ドニ・ガニョン教授講演会「混淆とメティス――アイデンティティの形成過程」が行われました。
小倉会長、立花副会長、佐々木菜緒会員、その他AJEQ関係者が参加してくださいました。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/event/2013/5/event_953/node_24986?kind=0&id=24077
-------------------------------------------------------------
小畑精和(明治大学):
 雑誌『ふらんす』6月号(白水社)に立花副会長訳『二グロと疲れないでセックスする方法』(ダニー・ラフェリエール作、藤原書店)の書評を「紋切り型と戯れる」と題して書きました。原作者は皆さんご存知のように一昨年AJEQが大会に招聘したハイチ出身の移民作家です。タイトルに相応しい刺激的な内容を、軽やかにみごとに訳されておられます。ぜひご一読くださいませ。
『ふらんす』:https://www.hakusuisha.co.jp/france/
 また、拙著『カナダ文化万華鏡---『赤毛のアン』からシルク・ドゥ・ソレイユへ』が読売新聞5月5日朝刊の書評で触れられました。エッセイストの石田千さんが『赤毛のアン』に関する出版が続いていることを語っている記事で、「アンを糸口に、多民族国家カナダの複雑な文化に踏み入る論考」と評してくださっています。
 さらに、紀伊国屋書店のウェブストアでも「注目の本・書評で読む」で、『赤毛のアン』に関連する本として取り上げられていますので、ご覧いただければと思います。
http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/20130513101855.html
-------------------------------------------------------------
宮尾尊弘(筑波大学):
 AJEQの日本ケベック交流40周年記念プロジェクト編集委員会からのお知らせですが、ビデオ・インタビュー・シリーズのHPに、ケベック側から26人、日本側で20人のインタビューの要旨が、すべて日本語(宮尾担当)とフランス語(マルク・ベリボー担当)の両言語でアップされました。
 また日本側の20人のインタビュー(および対談)については、ビデオへのリンクもアップされていますので、ぜひご覧ください。インタビューにご協力いただいた皆様には、この機会に編集委員会より厚く御礼を申し上げます。
 少々長くなりますが、以下がインタビューのリストです。ご参考までに。
http://japon-quebec.com/
Québec:
1. Robert LEPAGE (ロベール・ルパージュ) metteur en scène et acteur
2. Jean-Louis ROY (ジャン=ルイ・ロワ) journaliste, écrivain et diplomate
3. Frédéric BACK (フレデリック・バック) illustrateur et cinéaste d’animation
4. Jacques GODBOUT (ジャック・ゴドブ―) écrivain
5. François MACÉROLA (フランソワ・マセロラ) SODEC
6. Alain PARÉ (アラン・パレ) CINARS
7. Jocelyne MONTPETIT (ジョセリーヌ・モンプティ) chorégraphe et danseuse
8. André GIRARD (アンドレ・ジラール) écrivain
9. Ook CHUNG (ウーク・チャング) écrivain
10. Takehiro KANAYA (金谷武洋) Université de Montréal
11. Jacques DAOUST (ジャック・ダウ) Investissement Québec
12. André BAZERGUI (アンドレ・バゼルギー) CRIAQ
13. Simon LABBÉ (シモン・ラベ) INO
14. Sylvain LABBÉ (シルヴァン・ラベ) QWEB
15. David BOISONNEAULT (ダヴィッド・ボアソノー) FPPQ
16. Serge BEAULIEU (セルジュ・ボリュー) FPAQ
17. Yan CYR (ヤン・シアー) Enzyme
18. Christopher SPEAR (クリストファー・スピアー) Château Frontenac
19. Charles DESCARIE (シャルル・デカリ) Cirque du Soleil
20. Isabelle GRÉGOIRE (イザベル・グレゴワール) journaliste
21. Roger-Bruno RICHARD (ロジェール=ブルノー・リシャール) Université de Montréal
22. Robert KEATING (ロベール・キーティング) Financière agricole du Québec
23. Normand BERNIER (ノルマン・ベルニエ) premier Délégué général à Tokyo
24. Pierre BOURQUE (ピエール・ブルク) ex-maire de Montréal
25. Bernard TURGEON (ベルナール・トゥルジョン) Ministère des finances
26. Anne-Marie LECLERC (アン=マリー・レクレール) Ministère des transports
Japon:
1. OGURA Kazuko (小倉和子) Université Rikkyo
2. OBATA Yoshikazu (小畑精和) Université Meiji
3. TACHIBANA Hidehiro (立花英裕) Université Waseda
4. TAKENAKA Yutaka (竹中 豊) Institut universitaire Caritas
5. KATO Hiroshi (加藤 普) Institut NIRA
6. ISOBE Hiroaki (礒部博昭) JETRO
7. SOTA Shuji (曽田修司) Université Atomi
8. SETO Sumihiko (瀬藤澄彦) Université Teikyo
9. IKEUCHI Mitsuhisa (池内光久) AJCC (JACC)
10. NUMATA Sadaaki (沼田貞昭) Kajima Co.
11. MITANI Hiroshi (三谷 浩) PIARC
12. NISHIKAWA Megumi (西川 恵) Mainichi Shimbun
13. KOMATSU Sachiko (小松祐子) Université de Tsukuba
14. ONO Shinji (小野晋司) Aoyama Théâtre
15. KOBAYASHI Junko (小林順子) Université Seisen
16. ISOMURA Hisanori (磯村尚徳) TMF
17. SATO Yukiko (佐藤ゆき子) Royal Yuki
18. MATSUURA Koichiro (松浦晃一郎) MFJ
19. MATSUI Kazumi (松井一實) Hiroshima maire
20. TAKAHATA Isao(高畑勲) réalisateur d'animation
---------------------------------------------------------------
 
スポンサーサイト

AJEQ研究会報告(5月11日)大石会員と立花会員の発表

AJEQ研究会報告(5月11日)大石会員と立花会員の発表:(5/12)

日時:2013年5月11日(土)17:00~18:30
会場:立教大学 池袋キャンパス 本館(1号館)2階 1201教室
発表について小松祐子理事による報告(以下はその抜粋)
1)大石太郎会員(関西学院大学)
「地理学からみたカナダの公用語マイノリティ―ケベック州外のフランコフォンを中心に―」
 カナダの公用語マイノリティについて、地理学の視点から紹介があった。まず、言語を研究対象とする地理学について、大西会員の専門が「言語集団を人口集団ととらえ、地域現象としその動態を研究する」地言語学であることが説明された。カナダにはフランス語母語者が約22%存在し、ケベック州に集中するものの、他州各地に居住することが、写真入りスライドを用い、具体例とともに紹介された。(中略)公用語マイノリティの言語状況には、公用語化、教育の充実等の制度的支援だけでなく、都市地域と非都市地域の格差、立地条件、産業構造の違いなどを考慮に入れて考察する必要があることが述べられた。
2)立花英裕会員(早稲田大学)
「ケベック文化の形成と知識人- ジェラール・ブシャールが見た文化的亀裂-」
ジェラール・ブシャールGerard Bouchardの著書『ケベックの生成と「新世界」』に見られるケベックの知識人のあり方に関する分析が紹介された。ケベックはその歴史的地政学的特色として、政治、宗教、経済、文化の仏・英・米への依存形態を持ち、複雑な選択を迫られてきた。以下の歴史区分により、各時期の知識人の状況が確認される(詳細説明略)。
(1) 1608-1763年(ケベック入植地建設からパリ条約まで)
(2) 1763-1840年(ケベック植民地成立から愛国者党の反乱まで)
(3) 1840-1940年(連合カナダ植民地成立からデュプレシ政権失脚まで)
(4) 1940-2000年(第二次世界大戦による国家資源動員法制定から、静かな革命、1995年州民投票まで)
 このようなケベック社会の未来のあり方として、ブシャールは「文化私生児論」を唱える。自らを「第三世界」として認識し、私生児としてのパラダイムを追及することにより、異種混交の文化を実現していく、という未来像であり、カリブ海地域のクレオール文化との共通性が指摘された。

報告全文と写真2枚は以下を参照:
http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12
プロフィール

AJEQ

Author:AJEQ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。