日本ケベック学会(日本でのケベック・フランコフォニー等に関する学術研究・芸術文化交流を振興・推進する学会)の公式ブログ

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AJEQ研究会報告(3月9日)廣松会員と柴野会員の発表

AJEQ研究会報告(3月9日)廣松会員と柴野会員の発表:(3/15)

日時:2013年3月9日(土)17:00~18:30
会場:立教大学 池袋キャンパス 本館(1号館)2階 1201教室
発表
1)(17:00-17:30)
DVD解説「Dany Laferrière作 Comment conquérir l'Amérique en une nuit.」
廣松勲会員((独)日本学術振興会特別研究員PD、慶應義塾大学総合政策学部訪問研究員)
2)(17:30-18:30)
研究発表「ケベックのオートマティスト―『全面拒否(Refus Global)』とその背景―」
柴野宣子会員(早稲田大学文化構想学部4年)

研究会報告:小松祐子理事による報告(以下はその要旨)

 前半には、ラフェリエール監督・演出・脚本の映画作品『一夜にしていかにアメリカ大陸を征服するか』を廣松会員の解説付きで約20分間観賞した。ラフェリエール出世作である小説『ニグロと疲れないでセックスする方法』(立花副会長による邦訳が最近出版された)と通じるテーマを扱っているが、本作品ではモントリオールにおける移民・亡命者たちの文化的な同化・異化を描き出すことにより焦点が当てられている。
 後半では、柴野会員が最近早稲田大学に提出した卒業論文研究をもとにした発表があった。1940年代に活躍したケベックの前衛芸術家集団オートマティストは、1948年に『全面拒否』を発表した。保守的なケベック美術界の在り方を告発し、より自由な芸術表現を求めたこのマニフェストは、当時のケベック社会そのものを批判するものとして、メディアによる強い批判にさらされた。本発表では、『全面拒否』発表にいたった経緯、マニフェストの内容、今日のケベックでの評価を紹介することにより、彼らの行動が「静かな革命」に先行するものとしての意義を持つことを示した。

報告全文と写真2枚は以下を参照:
http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2013-03-15
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