fc2ブログ

日本ケベック学会(日本でのケベック・フランコフォニー等に関する学術研究・芸術文化交流を振興・推進する学会)の公式ブログ

AJEQ会員の活動報告とお薦め情報

AJEQ会員の活動報告とお薦め情報(2/27:改訂3/21)

竹中 豊(カリタス女子短期大学):
 「日本カナダ検定協会」のウェブサイトが開設されました。以下をご覧ください。
http://www.canada-kentei.org/
このサイトでアナウンスされているように、第1回のカナダ検定試験は2012年7月1日に行われる予定で、申込期間は4月2日~6月18日です。
なお、この検定は、AJEQを含めて多くの学会や団体が後援しています。ご参考までに。
----------------------------------------------------------
山崎吉朗(日本私学教育研究所):
 2012年2月24日に在日フランス大使館で叙勲式があり,Palmes académiques 教育功労賞を頂き,chevalierに叙せられました。それについての報告と写真は、以下のAJEQ資料集ブログに掲載されています。
http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2012-03-17
-----------------------------------------------------------
小倉和子(立教大学):
以下の2つのセミナーを立教大学で開催いたします。
(1)「ケベックの詩―その始まりから現在までー」(通訳付)
(カナダのフランス語圏ケベックの詩はどのように生まれて、どこへ向かうのか?)
講師:ナタリー・ワテーヌ(シェルブルック大学教授)
日時:2012年4月23日(月)18:30~20:00
場所:立教大学池袋キャンパス 11号館3階A303教室
司会・通訳:小倉和子(立教大学異文化コミュニケーション学部教授)
入場無料:一般の方も対象
主催:立教大学異文化コミュニケーション学部(連絡先:小倉和子)
後援:日本ケベック学会
(2)「ケベック文学の現在」(通訳なし)
ナタリー・ワテーヌ(シェルブルック大教授)「アンヌ・エベールと女性のエクリチュール」
フランソワ・エベール(モントリオール大名誉教授)「到着の謎―1980年以降のケベックの移民作家」
日時:2012年4月28日(土)16:30~18:00
場所:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール
司会:小倉和子(立教大学異文化コミュニケーション学部教授)
入場無料:一般の方も対象
主催:立教大学異文化コミュニケーション学部(連絡先:小倉和子)
共催:日本ケベック学会
-----------------------------------------------------------
立花英裕(早稲田大学):
『環』2012年winter、vol. 48(藤原書店)に、2つの記事が載りました。
(1)ダニー。ラフェリエールへのインタビュー「生きることは書くこと」:立花英裕(聞き手・訳)、pp. 19-36
(2)記事:立花英裕「ダニー・ラフェリエールが残していったもの」、pp. 37-38
また2月23日にピェール・ブルデューの翻訳が刊行されました。
(3)翻訳:ピェール・ブルデュー『国家貴族 I エリート教育と支配階級の再生産』(藤原書店)480p. 本体価格:5500円 (IIは3月中旬に発売予定)
ご参考までに、(1)のインタビューの導入部分は次の通りです。
立花 ラフェリエールさん・・・今回はじめて日本の土を踏んだ印象はいかがですか。
ラフェリエール 心中複雑なところがあります。夢に見てきたものと現実の目のあたりにするものをうまくつなぎ合わせるは、そんなに簡単ではありません・・・・・」
-----------------------------------------------------------
宮尾尊弘(筑波大学):
今年1月17日に行われた明治大学のケベック講座での私の講義については、池内監事にレポートしていただき、AJEQ資料集に掲載されましたが(http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2012-01-18)、その講義ノートを日本語と英語で、以下の「日本ケベック情報」のブログにアップしました。ご参考までに。
「ケベックから日本が学ぶもの:What Japan Can Learn from Quebec」
http://japanquebec.blog76.fc2.com/blog-entry-80.html
------------------------------------------------------------
安田敬(ダンスカフェ):
先日は、日本での舞台見本市「国際舞台芸術ミーティング(TPAM)in横浜」のレポートをブログ(http://ajeq.blog26.fc2.com/blog-entry-69.html)に投稿しましたが、それと対比させて、昨年10月の韓国ソウルの舞台見本市の様子と写真をお送りします。
そこではケベックのブースは昨年の日本・横浜でのブースと同じくらいの大きさでした。今年の横浜での見本市はすでにレポートしたように、少しさびしくなった感じです。
ちなみに、現在の日本の文化予算は、韓国の半分だそうです。フランスの10分の1くらいでしょうか。
2年後にユネスコの舞踊会議が開催されますが、それまでには日本の景気も回復して、文化予算も増えていることを期待したいと思います。
なお、モントリオールでは今年の5/26(日)~6/9(日)にダンスと演劇の祭典、通称FTA(Festival TransAmeriques)が開催されます。ブログラムの詳細は3月になってから発表されるようです。以上、ご参考までに。
ソウルの舞台見本市の様子
120227AJEQa20.jpg
------------------------------------------------------------
スポンサーサイト



AJEQ勉強会報告(2/24)「ケベックのフェミニスト活動家たちの歌」

AJEQ勉強会報告(2/24)「ケベックのフェミニスト活動家たちの歌」(2/29)

発表者:矢内琴江(早稲田大学大学院修士課程)
日時:2012年2月24日(金)16:30-18:00
場所:明治大学駿河台研究棟4階第2会議室

「日本ケベック学会勉強会報告」(山出裕子理事による報告)

 2月24日(金)に16:30から、明治大学にて開催されたケベック学会勉強会では、早稲田大学大学院の矢内琴江さんによる「ケベックフェミニスト活動家たちの歌」と題する発表が行われました。2月に提出した修士学位請求論文をもとに行われた今回の発表では、まず、ケベックの女性運動の歴史と変遷、さらに、近年の傾向が紹介されました。さらに、フェミニスト活動家グループであるDissidence やGenr’Radicalなどの歌がCD音声によって紹介され、DVD映像などにより、実際の彼女たちの活動状況などを、詳しく見ることができました。また、発表の後では、勉強会に出席した会員との活発な議論が展開されました。
 今回、矢内さんにご紹介いただいた音声や映像資料は、日本ではもちろん、ケベックでもなかなか手に入らない貴重な資料であることから、ケベック文化の新たな一面を紹介いただいたことに、深く感謝するばかりです。今後も、このようなケベックの新たな魅力に触れることのできる機会を増やしていきたいものです。        

発表者・矢内琴江さん(早稲田大学大学院修士課程)
120224Qf15.jpg
勉強会の様子
120224Qg15.jpg
(Photo by T. Miyao)
発表の内容の目次と他の写真などは「AJEQ資料集ブログ」参照:
http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2012-02-25
-----------------------------------------------------------------

「国際舞台芸術ミーティング in 横浜 '12」でのケベックの展示

「国際舞台芸術ミーティング(TPAM)in 横浜 2012」でのケベックの展示(2/20)

TPAM in Yokohama 2012
会期:2012年2月16日(木)~19日(日)
メイン会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)、BankART Studio NYK、横浜赤レンガ倉庫1号館、KAAT神奈川芸術劇場
会場:横浜美術館レクチャーホール、のげシャーレ(横浜にぎわい座)、象の鼻テラス、STスポット、nitehi worksほか。

(安田理事の報告)
 わが国の国際舞台見本市は、2年ごとに開催されているモントリオールのCINARSの見本市が手本と云われていますが、昨年から東京からヨコハマに会場を移し、新しい見本市を開催しています。
 昨年の3.11以降の時代を反映してか、経済的な影響下で、規模の縮小を余儀なくされましたが、スタッフたちの努力で開催されました。わが国の文化芸術の発信の基となっているイベントは、これからも続けてほしいと思います。
 今回も諸外国の協力のもと、国内外のアーティストや舞台芸術関連団体の多彩なプレゼンテーションを通じた出会い=ミーティンを開催し、ディスカッション、スピード・ネットワーキング、「アーティスト・サロン」、「舞台芸術AIRミーティング@TPAM」など、プロフェッショナルのネットワーキングを通じて舞台芸術の分野における活動の向上・発展を目指すプログラムが企画されました。参加国は CINARS /ケベック・オン・ステージ、 フィンランド・ダンス 、ポーランド、フランス、そしてハンガリーなどの東欧、さらにアジアからは韓国、中国/香港、台湾等が各パフォーマーなどが来日し、舞台上演しています。
 2月16日の夜には、ケベックから来日したホセ・ナーバスのソロ演技が<KAAT神奈川芸術劇場>で上演され、その熱い舞台には観客から大いなる拍手を受けました。そのほかにCINARS(モントリオールの見本市2012年11月開催)、シルクエロイズのスタッフ等が来日していました。
 以下の写真は、上が会場のブース、下は会場で商談する天野さんとMs.Laurece Wegscheider(ホセ・ナーバスカンパニーのDirector of Development)です。

120220Qa15.jpg

120220Qb15.jpg
参考
「TPAM in Yokohoma 2012」:
http://www.tpam.or.jp/2012/j/
AJEQブログ「国際舞台芸術ミーティング(TPAM)in 横浜 2011」の報告:
http://ajeq.blog26.fc2.com/blog-entry-49.html
---------------------------------------------------------------------------------
プロフィール

AJEQ

Author:AJEQ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード